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野鳥だより・自然ごよみ

 

季節の野鳥

夏の野鳥

コチドリ
コチドリ(2005年6月6日掲載)
スズメより少し大きいチドリ。この仲間に共通する特徴は、ゴカイなどエサをとる時の動作で、地面でついばんでは頭を上げて数歩歩き、またついばみ・・を繰り返します。それは、まるで酔人がよろめきながら歩く姿のよう。「千鳥足」という言葉は、ここから生まれました。目の周りの黄色いリングがチャームポイントです。
写真:尾崎 豊(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

アマサギ
アマサギ(2005年6月13日掲載)
日本南部では冬を越すものもいますが、主に夏鳥として渡来するサギの仲間です。繁殖期になると頭などに「亜麻色」の飾り羽が目立ち、これが名の由来とされています。群れでトラクターや放牧された牛の後につき、飛び出した虫などを捕らえて食べます。沖縄県などでは、水牛とともに歩く、のどかな光景も見られます。
写真:塚本 英夫(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

アオバズク
アオバズク(2005年6月20日掲載)
ハトほどの大きさのフクロウ。名のとおり、まさに「青葉」の頃、東南アジアから全国の林や森に渡って来る夏鳥です。住宅地でも夜、「ホッホッ、・・」という2声づつの特徴ある声を聞くことがあり、時にテレビアンテナの上に止まって鳴く姿がシルエットで観察されます。主に昆虫を食べ、社寺林などの樹洞で子育てをします。
写真:弓削 芳勝(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

アカショウゼン
アカショウビン(2005年6月27日掲載)
ハトほどの大きさのカワセミの仲間。カエルなどを捕らえて食べ、「キョロロロロ・・・」と消え入るような声で鳴きます。全身が美しい朱色をした姿とこの声は、多くのバードウォッチャーの憧れの的です。初夏に東南アジアから、繁殖のため日本全国の森に渡ってきますが、九州南部以南、特に沖縄地方では比較的よく見られます。
写真:久野 守正(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ヨシゴイ
ヨシゴイ(2005年7月4日掲載)
日本にすむサギの仲間のうち最も小さく、ほぼハト大。ほっそりとしたからだつきをしています。東南アジアから九州以北のヨシ原などに渡って来る夏鳥です。外敵が近づくと、首を上に伸ばした姿勢のまま動かず、擬態となってまわりに溶け込んでしまいます。繁殖期には、主に早朝や夕方、「オーッ、オーッ」と繰り返し鳴きます。
写真:尾崎 豊(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

サンコウチョウ
サンコウチョウ(2005年7月11日掲載)
なんといっても、目のまわりのブルーリングとオスだけに見られる30センチもの長い尾が特徴的。だれもが一度はお目にかかりたいと願う、美しい野鳥です。主に本州以南の森に渡って来る夏鳥で、「ツキ(月)、ヒ(日)、ホシ(星)、ホイホイホイ」と聞かれる声で鳴き、この「三つの光」から「三光鳥」という名がつきました。
写真:小原 潔(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

タマシギ
タマシギ(2005年7月19日掲載)
一妻多夫という珍しい生態を持ち、メス(写真)の方が美しく、オスが抱卵・子育てをします。ムクドリほどの大きさで、主に本州以南の田んぼなどで見られます。雌雄ともに、目のまわりに勾玉【まがたま】のような独特の模様があるのが特徴。メスは繁殖期の夕方から夜にかけて、「コーッ、コーッ」と、よく響く声で鳴きます。
写真:岸 久司(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ブッポウソウ
ブッポウソウ(2005年7月25日掲載)
ハトより少し小さく、スマートな体形ですが、頭は比較的大きめ。翼には白い斑があり、飛ぶと目立ちます。夏鳥として、本州以南のスギの大木がある森などに渡来します。古くから「仏・法・僧」と鳴くのはこの鳥とされ、名づけられましたが、声の主がフクロウの仲間、コノハズクと判明したのは、昭和になってからのことです。
写真:尾崎 豊(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ササゴイ
ササゴイ(2005年8月1日掲載)
カラスほどの大きさのサギの仲間。東南アジアから夏鳥として、主に本州〜九州に渡って来ますが、沖縄などでは越冬もしています。エサを採るために川の流れにたたずむ姿は、いかにも涼しげですね。嘴で木の葉や枝をつまんで水面に流し、魚をおびき寄せて捕らえるといった、いわゆる「まき餌漁」をする興味深い習性も見られます。
写真:藤崎 省三(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

セッカ
セッカ(2005年8月8日掲載)
多くの鳥たちが繁殖を終え、さえずりもほとんど聞かれなくなる真夏。本州以南の草原ではまだ、「ヒッヒッヒッ・・」という、この鳥の甲高い声を耳にします。草の上を飛びながらあがったかと思うと、続いて「チャチャッ、チャチャッ・・」と別の声でおりて来るのが特徴。スズメより小さな鳥ですが、声をたよりに探して下さい。
写真:岩根 泰昭(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

バン
バン(2005年8月15日掲載)
ハトくらいの大きさで、全身は黒っぽく、光沢のある赤い額とくちばしが特徴です。全国の湖沼や湿地で繁殖し、本州中部以南では冬を越しています。頭を前後に動かしながら泳ぎ、時々カモと混同されますが、クイナの仲間で、あしには水かきがありません。巣立った若鳥がヘルパーとして、子育てに参加することが知られています。
写真:小山 幹雄(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

カワセミ
カワセミ(2005年8月22日掲載)
全国の水辺に見られ、ダイビングして魚を捕らえます。意外と小さく、スズメより少し大きいくらい。水面を直線的にゆくときに、背中のコバルトブルーが見え、「飛ぶ宝石」と称されるほどの美しさです。翡翠(ひすい)とは、この鳥の別名でもあり、同じ漢字をあてます。近年は街中の池などでも観察されるようになりました。
写真:小原 潔(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

イソヒヨドリ
イソヒヨドリ(2005年8月29日掲載)
暑い夏、岩場の多い海岸で、この鳥を見かけませんでしたか。大きさはムクドリくらい。名は「磯ひよどり」ですが、じつはツグミと同じ仲間です。写真のオスは、青色と茶色の組み合わせが何とも美しく、一方メスは、全体がこげ茶色をしています。時おり街中でも見られ、きれいなさえずりがビルの谷間に聞かれることもあります。
写真:岸 久司(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

コシアカツバメ
コシアカツバメ(2006年6月5日掲載)
よく見かける「ツバメ」より少し大きく、尾は長め。名のとおり腰だけでなく、目の後ろも赤みを帯びた色をしており、下面には縦斑があります。夏鳥として九州以北に渡来し、市街地や農耕地、河原周辺などに見られます。ビルの壁などにつぼ型の巣を構えて子育てをしますが、時おりスズメなどに巣が乗っ取られることもあります。
写真:藤平周峰(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

クロサギ
クロサギ(2006年6月12日掲載)
本州中部から沖縄にかけての海岸や干潟などに、1年をとおして生息するサギの仲間。街中にもいるコサギとほぼ同大です。体色は名のとおり黒いものがほとんどですが、奄美以南では全身が白色のタイプ、つまり「白い黒サギ」も見られます。くちばしは太めで長く、黄色っぽい足は短めです。岩礁で魚などを待ちぶせ、捕らえます。
写真:ふく太郎(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ヨタカ
ヨタカ(2006年6月19日掲載)
ハトほどの大きさ。九州以北の平地から山地に夏鳥として渡来します。日中は横枝に平行にとまってじっとしており、日が暮れると大きな口を開けたまま、長めの翼で飛びながら虫を捕らえます。夜から明け方にかけて「キョキョキョキョ・・・」と早いピッチで鳴くため、その声から、キュウリ刻み、嫁起こしなどの別名もあります。
写真:石井 勉(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

カイツブリ
カイツブリ(2006年6月26日掲載)
ハトよりも少し小さい水鳥。全国の湖沼や河川などで、ほぼ1年中見られます。古くは「鳰(にお)」と呼ばれ、「鳰の海」(琵琶湖のこと)とともに、さまざまな歌に詠まれています。水上に枯れ草などを積み重ねて浮き巣をつくり子育てします。水中に潜っては魚やザリガニなどを捕らえ、「ケレケレケレ・・・」と続けて鳴きます。
写真:渡辺和行(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

コジュリン
コジュリン(2006年7月3日掲載)
ホオジロの仲間でスズメほどの大きさ。本州北・中部や九州の草原などで繁殖し、より南の地方で越冬します。日本周辺にしかおらず、しかも分布は局地的で数も少ない希少種です。茨城県や青森県などでは低地のヨシ原で、熊本県では高原で主に観察されます。夏羽が黒頭巾をかぶったようなオスは、ヨシなどに止まってさえずります。
写真:宮本 孝(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ケリ
ケリ(2006年7月10日掲載)
ハトほどの大きさのチドリ。本州と九州で繁殖していますが、分布は局地的。東海から近畿にかけては比較的よく見られるようです。黄色く長い足と赤い目が特徴で、飛ぶと翼の先が黒いのが目立ちます。「キリッ、キリッ」と鋭く鳴き、この声が名の由来となっています。耕作前の田畑などに巣を作り、繁殖後は群れで行動します。
写真:小山幹雄(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

オオヨシキリ
オオヨシキリ(2006年7月18日掲載)
スズメより少し大きく、夏鳥として九州〜北海道南部に渡来します。その名のとおり、河川や湖沼、海岸部のヨシ原に多く見られ、葦の茎先に止まり、真夏でも「ギョギョシ、ギョギョシ、ケケケ」と特徴ある大きな声でさえずります。その声から「行行子(ぎょぎょうし)」とも呼ばれ、夏の季語として一茶の俳句にも詠まれています。
写真:岩根泰昭(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

アオサギ
アオサギ(2006年7月24日掲載)
日本に分布するサギの仲間では最大。翼を広げると1メートル50センチを超えます。長いくちばし、長い首、長いあしが特徴で、その姿はまるでツルのよう。見間違える人が多いのも納得です。水辺で魚などを捕らえ、九州以北のマツ林などに集団で営巣し、子育てします。繁殖期には写真のように、頭から伸びた飾り羽が目立ちます。
写真:進藤昌春(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

コマドリ
コマドリ(2006年7月31日掲載)
スズメ大のツグミの仲間。九州以北のやや高い山のササ原などで繁殖し、冬は中国南部などに渡ります。オスは頭部から胸にかけて鮮やかなオレンジ色をしており、「ヒンカラカラ・・」と馬(駒)がいななくような声で鳴くため、この名があります。他の鳥たちのさえずりが少なくなる真夏でも、高山ではこの声がよく聞かれます。
写真:渡邉倬也(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

コアジサシ
コアジサシ(2006年8月7日掲載)
ハトほどの大きさ。白っぽいからだと黄色い嘴が特徴。体形や広げた翼はほっそりとしています。夏鳥として本州以南に渡来し、飛びながら魚を狙い、上空からダイビングして捕らえます。海岸の砂浜や河川の中洲などで集団繁殖しますが、開発による営巣地の消失、カラスによる卵の食害などで、生息数の減少が心配されています。
写真:吉田正明(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ヤマセミ
ヤマセミ(2006年8月14日掲載)
ハトほどもあるカワセミの仲間。背から尾にかけては白黒のまだら模様。頭上には長めの冠羽があり、どことなくヤマアラシの体の針をイメージさせます。平地から山地の河川、山間のダム湖などで1年中見られ、川にかかった電線や木の枝から魚を狙い、時には空中で飛びながら静止したまま、水中に飛び込んで魚などを捕らえます。
写真:小原 潔(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

タカブシギ
タカブシギ(2006年8月21日掲載)
スズメとハトの中間ほどの大きさ。この時期によく見られるシギのひとつです。からだにタカの羽のような模様があることから、鷹斑(たかぶ)の名があります。シベリアなどで繁殖し、日本には主に春と秋に立ち寄る旅鳥。干潟よりも水田など淡水の湿地に数羽でいることが多く、「ピッ、ピピピ・・・」と涼しげな声で鳴きます。
写真:塚本英夫(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ホシガラス
ホシガラス(2006年8月28日掲載)
ハトほどの大きさで、体つきはスマート。胸から腹にかけてと背に白斑があり、これが「星鴉」の由来となっています。カラスとは真っ黒いもの、という常識を裏切るほど美しい鳥です。九州以北の亜高山から高山の主に針葉樹林にすみ、夏山ではハイマツの実をくわえて運ぶ様子が見られます。「ガーガー」としゃがれ声で鳴きます。
写真:中島 忍(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(財団法人 日本野鳥の会)

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