アカコッコ
伊豆諸島などの林で留鳥。 全長:23cm 林や農耕地で見られ、あまり人を恐れない。 三宅島では全島で見られるが、ネズミ対策で放されたイタチによって以前よりかなり減少した。伊豆諸島南部の島に比べて、伊豆諸島北部の島では局地的。 日本固有種。 国指定天然記念物。
伊豆諸島などの林で留鳥。 全長:23cm 林や農耕地で見られ、あまり人を恐れない。 三宅島では全島で見られるが、ネズミ対策で放されたイタチによって以前よりかなり減少した。伊豆諸島南部の島に比べて、伊豆諸島北部の島では局地的。 日本固有種。 国指定天然記念物。
タシギに似ている。春秋に水辺を通過。 全長:30cm 主に北海道の草地、本州中部の高原の草地に夏鳥として渡来。 秋には各地の水田や河川を旅鳥として通過し、オーストラリアまで渡る。 「ゲッ」と鳴いて飛び立ち、タシギのように高くは舞い上がらず、近くに下りることが多い。 チュウジシギやハリオシギは尾羽の枚数が違うが、野外で見分けるのは難しい。
トウネンよりやや大きく、冬羽は白っぽい。夏羽は胸や上面に赤味がある。 全長:19cm 主に砂浜に旅鳥、冬鳥として渡来し、波打ち際で採食。
カラス大で尾に黒い帯がある。最も普通に見られるカモメ類。 全長:47cm 翼開長:120cm 全国の海岸でほぼ一年中見られる唯一のカモメ(北海道ではオオセグロカモメが一年中見られる)。 黄色い足と、黄色いくちばしの先に赤と黒の模様が特徴。 褐色をしたカモメ類の若鳥の中では、本種が一番濃い色。 「ミャーオ」と鳴く。 世界的には分布が限られており、主に日本周辺で繁殖する。 なお、カモメ類の静止時には、黒い翼の先を尾と見間違えることがある。また、他のカモメ類の若鳥が褐色から白くなる時期に尾羽に黒い帯が見えることがあり注意が必要。
ハシボソガラスよりやや小さい。くちばしのつけ根の羽毛が白っぽく見える。 全長:47cm 農耕地に群れる。主に九州や四国など西日本に渡来していたが、近年分布が拡大し、各地で見られるようになった。 ハシボソガラスより細く、弱い声を出す。
ムナグロより大きく、「ピーウィー」と尻上がりの声で鳴く。 全長:29cm 主に干潟に渡来。関東以南では冬を越すものもある。飛ぶと腰が白く、脇の下部が黒い。
全長:11.5cm 夏鳥として伊豆諸島に渡来し、三宅島などに多い。 体はうぐいす色で目のうえに白い眉斑がある。 クモや虫を食べるほか、カジイチゴなどの実も食べる。
「コォー」と甲高い声で、よく鳴き交わす。 全長:140cm 主に北海道と東北の広い湖沼や河川、海岸などに渡来。 春秋は北海道の中央から東部を通過するものが多い。 くちばし基部の黄色は黒い部分に鋭角的に食い込みコハクチョウと区別できる。
目のまわりの白色と、肩の部分の白い切れ込みが目立つ。 全長:雄22cm 雌:26cm 雌の方が鮮やかで、地味な雄が抱卵し、ヒナを連れて歩く。 本州中部以南の水田や蓮田のような湿地で繁殖する。 幼鳥は雄に似ている。 雌は繁殖期の夕方から夜にかけて「コォー、コォー」と鳴く。
北海道の海岸に近い草地に渡来。 全長:15cm 点々と灌木(かんぼく)が生えているやや湿った草地を好む。 近年は極端に減少し、ほとんど見られない。「チッ」と鳴く。 澄んだ声でゆったりと「ヒーリョヒリョヒーリーリー」とさえずる。