海洋プラスチックの問題を考えよう

チュウヒ

Circus spilonotus

(写真:掛下尚一郎)

解説

タカ目タカ科

ヨシ原の上を低く飛ぶ。
全長:48~58cm 翼開長:110~140cm
北海道や本州の湿原で少数が繁殖するが、多くは冬鳥でヨシ原などの湿地に渡来。
滑空時に翼の両端が上に上がるため、正面から見ると「へ」の字をさかさままにしたような形に見える。
低空を飛び回り、鳥や魚、小動物を見つけると急降下して捕る。
褐色をしたものが多いが、羽色には個体差が多い。

撮影時の留意事項
・巣やねぐらがある場合は500m以上離れることが大事。繁殖期には親鳥が営巣を放棄する恐れがある
・チュウヒが急に飛行の方向を変えたり、カメラを覗いていて鳥と目が合ったりした場合には、すぐにその場を立ち去るなどの配慮が必要
・チュウヒの調査では、当会はチュウヒの行動に影響を与えないように、窓に布を貼った自動車の中から観察している(※車の窓に布を貼っても、巣やねぐらには近づかないこと)
・より詳しい情報はこちらから

鳴き声

録音:竹森 彰/2013年4月4日/千葉県印西市

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