トモエガモ
コガモよりやや大きく、雄は顔にある黄白色と緑色のともえ形の模様が特徴。 全長:40cm 主に関東以西の湖沼、河川に飛来し、比較的日本海側に多い。本種だけで群れを作る傾向があり、近年、東日本でも大群が観察されている。 雌や雄のエクリプスでは、くちばしのつけ根に白い斑がある。
コガモよりやや大きく、雄は顔にある黄白色と緑色のともえ形の模様が特徴。 全長:40cm 主に関東以西の湖沼、河川に飛来し、比較的日本海側に多い。本種だけで群れを作る傾向があり、近年、東日本でも大群が観察されている。 雌や雄のエクリプスでは、くちばしのつけ根に白い斑がある。
長い冠羽が特徴。 全長:16cm 冬期に全国的に渡来し、西日本に多い。対馬、広島では少数が繁殖する。低木林や林のふちで暮らし、地面で種子を食べる。 地鳴きは「チッ、チッ」と小声で鳴く。
カルガモよりもやや大きい。 全長:雄70cm 雌60cm 北海道の湖沼や河川近くの樹洞で少数が繁殖するが、本州以南には冬鳥として、湖沼や河川などに訪れる。北日本に多い。 雌はウミアイサに似ているが、首の下部分がはっきりと白い。 ごくまれに飛来するコウライアイサは、雌雄とも冠羽が長く、わき腹には細かいうろこ模様がある。
ハトより大きい。トラフズクに似ているが、羽角は短い。 全長:38cm 開けた環境を好む。冬期に、草地、河川敷、海岸、埋立地などに飛来し、ネズミなどを捕り、食べる。 長い翼で深く、ゆっくりとはばたく。
足が黒っぽく、コチドリのように胸部の黒い帯はつながらない。 全長:17cm 九州以北の海岸や河口の砂地で繁殖し、干潟などに群れる。北日本では秋冬に暖地に移動する。雌の夏羽は雄よりも淡い。 「ピュル、ピュル」と鳴くほか、繁殖期には「ケレケレケレ」といった声もだす。
雄はほぼ全身黒色。白い眉斑が特徴。雌はオリーブ褐色で、淡い眉斑がある。 全長:23cm 本州中部以北の山地の林に渡来し、繁殖する。 「キョロインツー」と短いさえずり。 飛ぶと翼の裏にトラツグミのように白い帯が見える。
コガモとほぼ同じ大きさ。雄は白い眉斑、雌は過眼線と目の下を通る黒い線がある。 全長:38cm 主に旅鳥として、春秋に湖沼、河川、水田に少数が飛来する。 雌や雄のエクリプスでは、眉斑と、くちばしのつけ根に白い斑があり、コガモと区別できる。 雨覆は淡い灰色で、飛ぶと前後の白線が目立つ。
体は淡いぶどう色。長い冠羽と黒い過眼線が特徴。尾羽の先が赤い。 全長:17cm 冬鳥として渡来する。キレンジャクに比べて西日本に多い傾向がある。 声は「チリチリチリ」と鳴く。
全長:16cm 北海道や東北地方のヨシ原などの湿地で繁殖し、秋冬は本州以南のヨシ原で植物の種子や昆虫を食べて過ごす。 地鳴きは「チッ」と小声で鳴くが、「チュリーン」といった、最初にアクセントのある澄んだ声も特徴的。さえずりは「ジュリ、チュリー」。 腰は灰褐色。
雄は黒色で、くちばしのつけ根は黄色くふくらんでいる。雌は黒褐色で、ほおが白っぽい。 全長:雄51cm 雌43cm 九州以北の沿岸域に冬鳥として渡来する。北日本では大群で見られる。 雄は求愛の時に、「ピーフィッ」と口笛に似た澄んだ声で鳴く。