文章・写真・動画:金谷道行(日本野鳥の会 群馬県支部)
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| タカの渡りやツバメのねぐら入りは、私達に自然の不思議さ、大きさを感じさせてくれます。
そこで、この感動をいつまでも忘れないように、デスクトップ型パソコンの吸込口(または吹出口)を使って、その様子を再現する簡単なおもしろ工作を考えてみました。
1 材料
□ 透明プラスチックカップ535ml …1コ
□ マグネット(直径10mm) …1コ
□ 画鋲 …1コ
□ ミシン糸、普通紙、ケント紙(または使用済はがき)、ビニルテープ、セロハンテープ、ボンド
道具は、カッター、はさみ、コンパス、定規、鉛筆、サインペンを使います。
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| クルクル回るタカ柱 |
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| コップの底に台紙を貼ったところ |
2 作り方
(1)コップの底から3cmのところで二つに切り、切り口をビニルテープを貼ります (カッター等で手を切らないように注意してください。(2)も同じ)。
(2)底に台紙を貼り、カッターで窓を作ります。
(3)底の中心を裏からマジックで印を付け、台紙をはがします。
(4)ケント紙(使用済はがき)で羽根を作り、中心に画鋲をさします(羽根はコップの底と同じ大きさです)。
(5)底のあるコップの外側中心(マジックの 印)に画鋲の先端をあて、次にマグネットをコップの内側からあてます。コップの底をはさんで磁石と画鋲の先端がくっつきます。
(6)そのままの形で、筒型になったコップの口の小さい方に差し込みます。これで、クルクル回る部分は完成です。
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底のコップに羽根を着け、
筒状のコップに装着したところ |
(7)次に羽根に下げる鳥や背景の絵を描きます。鳥の大きさが大きいと重くて羽根が
落ちてしまいますので、2cmぐらいまでの大きさが良いようです(写真などを使うとよりリアリティが出ます)。タカ柱には、渡りを観察している風景にサシバやハチクマを、ツバメのねぐら入りにはアシ原の背景にするとよいでしょう。
(8)鳥にミシン糸をつけ、羽根に取りつけます。あらかじめ羽根に切れ込みを入れてそこに糸をかけ、長さや向きを調整した後、ボンドで固定します。下げる長さは上下に少しずらすとさらに雰囲気が出ます。また、羽根が水平にとりつくように細かく切ったビニールテープを羽根に貼り、バランスをとります。
(9)背景はコップの反面に外側から取り付 け、セロテープでとめます。
(10)もう一度(5)、(6)の順に取り付け、デスクトップ型パソコンの吸込口(あるいは吹出口)の上に置いて羽根がクルクルまわるようにマグネットを指でずらし、調整します(羽根が止まったら、同じようにマグネットずらして調整してください)。
これで完成です。
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| クルクル回るツバメのねぐら入り |
なお、上面と側面を切った箱を使っても、微かな風が通るだけで羽根がクルクルまわります。デスクトップをお持ちでない方、デスクトップの上面に空気孔がついていない方でも楽しめます。
また、今回はタカやツバメをご紹介しましが、星や魚など背景や下げるものを換えることで、いろいろなバリエーションが楽しめそうです。子どもたちには好きな絵を描かせてクルクル回すのも一つかもしれません。
〈注意〉
原理は回り灯籠と同じです。100Wの白熱電球の熱を使っても回ります。ただし、磁石の力は弱く、少しのショックでも羽根が落ちてしまうので、ろうそくの炎や熱湯などの高温の上で回すようなことは危険ですからしないでください。
(参考)
学習プログラム「ソーラーモーターを作ろう」
(群馬県生涯学習センター少年科学館 題材 一覧表 98番(通番08010050))
群馬県生涯学習センター少年科学館
http://www.manabi.pref.gunma.jp/syonen/index.html
○ 群馬県支部では、群馬県生涯学習センターで行われたサイエンスウィーク2007(7月31日〜8月5日開催)に「タカの渡りを調べよう」を出展し、タカが渡りの際に利用する「上昇気流」の説明にこの教材を使いました。
なお、演示の様子は群馬県ホームページのウェブ・フォト・ニュースぐんま(2007年8月3日#111)で紹介されています。
群馬県ホームページ
http://www.pref.gunma.jp/index.html
(右下の「広報」の欄に「ウェブ・フォト・ニュースぐんま」があります)
他にも野鳥に関するオモシロ工作、アイデア工作をお持ちの方はweb@wbsj.orgまでお知らせください!
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