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フィールドマナー

 


★自然からさまざまな恩恵を受けている私たちは、ふだんから自然を大事にしなければなりません。まして積極的に自然の中へ出かけ、バードウォッチングという形で深くふれあおうとすれば、自然に対してより心を配らなければならないでしょう。自然の恵みをより多く受けるからというだけでなく、自然の中へ深く入り込むことで影響を与える度合いが大きくなるからです。

★野外活動でのこのような心遣い、つまり基本的なルールを「フィールドマナー」と呼びます。日本野鳥の会では「や・さ・し・い・き・も・ち」の7文字からはじまる標語を提唱しています。


●マナー普及のキャラクター「マナーヅル」登場!
 「マナーヅル」は、フィールドマナーの認知度を向上し、さらなる普及促進をはかるため、その遵守を呼びかけ模範を示す役割として誕生したキャラクターで、“マナヅル”をモチーフにしています。

●フィールドマナーステッカーができました
 このステッカーは、費用の一部を(株)ニコンビジョンにご協賛いただき当会が制作したもので、当会通信販売、バードプラザにて販売しております。(税込価格525円、2枚1セット)
 ステッカーを身近なものに貼ることが「フィールドマナーを共に守っていく意志表示」となり、「フィールドマナーをできるだけ多くの人に知ってもらうこと」にもつながります。
 マナーを共に守る仲間として、また一緒に守ってほしい人へのプレゼントとしてお使いいただき、マナーの普及にご協力ください。
ステッカー購入はこちらから

●フィールドマナーのいっそうの普及にご協力ください!
 フィールドマナーをより多くの方に知ってもらうため、ダウンロード使用できるPDF版パンフレットを作成しました。バードウォッチングをはじめ、各種野外活動で配布いただくなど、積極的にご活用くださいますよう、お願いいたします。
ダウンロードはこちらから[PDF]


や
野外活動、無理なく楽しく
   自然は、人のためだけにあるのではありません。思わぬ危険が潜んでいるかもしれないのです。知識とゆとりを持って、安全に行動するようにしましょう。
さ
採集は控えて、自然はそのままに
   自然は野鳥のすみかであり、多くの生物は彼らの食べ物でもあります。あるがままを見ることで、いままで気づかなかった世界が広がります。むやみに捕ることは慎みましょう(みんなで楽しむ探鳥会では、採集禁止が普通)。
し
静かに、そーっと
   野鳥など野生動物は人を恐れるものが多く、大きな音や動作を警戒します。静かにしていれば彼らを脅かさずにすみますし、小さな鳴き声や羽音など自然の音を楽しむこともできます。
い
一本道、道からはずれないで
 
 危険を避けるため、自然を傷つけないため、田畑の所有者などそこにくらす人に迷惑をかけないためにも道をはずれないようにしましょう。
き
気をつけよう、写真、給餌、人への迷惑
 
 撮影が、野生生物や周囲の自然に悪影響を及ぼす場合もあるので、対象の生物や周囲の環境をよく理解した上で影響がないようつとめましょう。餌を与える行為も、カラスやハトのように人の生活と軋轢が生じている生物、生態系に影響を与えている移入種、水質悪化が指摘されている場所などでは控える必要があります。また、写真撮影や給餌、観察が地元の人や周囲の人に誤解やストレスを与える場合もあるので、十分な配慮をしましょう。

※会誌「野鳥」“考えよう!広めよう!フィールドマナー”より
撮影について     給餌について

も
持って帰ろう、思い出とゴミ
 
 ゴミは家まで持ち帰って処理しましょう。ビニールやプラスチックが鳥たちを死にいたらしめることがあります。またお弁当の食べ残し等が雑食性の生物を増やすことで、自然のバランスに悪影響を与えます。責任を持ってゴミを始末することは、誰でもできる自然保護活動です。
ち
近づかないで、野鳥の巣
 
 子育ての季節、親鳥は特に神経質になるものが多く、危険を感じたり、巣のまわりの様子が変化すると、巣を捨ててしまうことがあります。特に、巣の近くでの撮影はヒナを死にいたらしめることもあるので、野鳥の習性を熟知していない場合は避けましょう。また、巣立ったばかりのヒナは迷子のように見えますが、親鳥が潜んでいることが多いので、間違えて拾ってこないようにしましょう。


◆ 野鳥写真マナー

野鳥の写真を撮ったり印刷物に掲載したりインターネットで公開したりする場合は、「やさしいきもち」に加え、以下のマナーをお守りください。また、保護、研究、普及教育など、野鳥保護につながる特定の目的を持った撮影の場合でも、十分な注意と配慮が必要です。

  1. 営巣中(巣作り中含む)の巣(巣穴・巣箱・巣台などを含む。以下同じ)、およびその巣にいるヒナあるいはその巣に入ろうとしている親鳥の撮影は避けましょう。
  2. 国内への渡来の少ない珍しい種は、主な生息地や渡りのルートから外れて飛来した場合が多く、鳥が弱ってしまっているケースもあります。その鳥が十分に休んで採食もできるように、接近し過ぎや、飛ばせてしまうような撮影は避けましょう。
  3. 撮影を目的とした餌付け、音声による誘引、ストロボなどの人工照明の使用は避けましょう。
  4. 公園やいろいろな人が利用する公共の場所などでは、撮影のために植物の移植や剪定、土砂や岩石の移動といった環境の改変は控えましょう。
  5. 通行の邪魔にならないよう撮影してください。特に道で集団になっていたり、三脚を並べていたりすると、通行の迷惑です。また、駐車は通行や近隣の迷惑にならないよう十分に配慮しましょう。
  6. 近隣の方々の生活や仕事を覗くような形にならないよう、レンズの向け方にも注意しましょう。
  7. 印刷物やネットなどに写真を掲載する場合は、以上のことに留意して撮影されたものを使用するようにしましょう。

◆ 野鳥観察マナー

野鳥の観察では、「やさしいきもち」に加え、以下のマナーをお守りください。

  1. 国内への渡来の少ない珍しい種は、主な生息地や渡りのルートから外れて飛来した場合が多く、鳥が弱ってしまっているケースもあります。その鳥が十分に休んで採食もできるように、接近し過ぎや、飛ばせてしまうような観察は避けましょう。
  2. 国内への渡来の少ない珍しい種の観察情報をネットに発信したりマスコミなどへ提供したりする場合は、その場所へ観察する人が大勢集まりトラブルになることもあるので、細心の注意を払うとともに、地域での事前の相談も行うようにしましょう。
  3. 通行の邪魔にならないよう観察してください。特に道で集団になっていたりすると、通行の迷惑です。また駐車は、通行や近隣の迷惑にならないよう十分に配慮しましょう。
  4. 近隣の方々の生活や仕事を覗くような形にならないよう、双眼鏡や望遠鏡の向け方にも注意しましょう。

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