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より詳しい見分け方

 
文・園部浩一郎
絵・谷口高司

前回の小・中型カモメに続いて、今回は日本で毎年記録されている大型カモメの飛翔パターンをご紹介します。

オオセグロカモメとセグロカモメの若鳥同士の見分け方は「野鳥識別ノート10」に掲載しました。それは、困難とされていた両種の見分け方について、1985年に日本を訪れたスウェーデンのペル・アルストレンとウルバン・オルソンの両氏が、主に次の点で野外識別ができるのでは、との指摘を紹介したものです。

(1) オオセグロでは尾羽が一様に黒褐色だが、セグロでは尾羽の先がバンド状に黒褐色なこと。
(2) 飛翔時の翼の上面が、オオセグロでは初列風切羽がほぼ一様に黒褐色だが、セグロでは初列風切羽の内側数枚が淡色なこと。
(3) 肩羽がオオセグロでは外側が淡色、内側が一様に黒褐色だが、セグロでは淡色の地に黒褐色の「山」の字型の斑があること。


この両種の識別については「GULLS-a guide to identification」(P・J・グラント著)の増補改訂版中で詳しく記述されています。皆さんの中で、これらのカモメについての識別点についての観察がありましたら、ぜひお送りください。日本の中のカモメについてもこのくらいの本を作りたいものですね。 また、他の鳥についても「こんな識別点を見つけた」、「こんな鳥を取り上げたら」などのご意見をお待ちしています。
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