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文・園部浩一郎
絵・谷口高司 |
早いものでもう12月。カモ類の雄も、エクリプス羽と呼ばれる雌によく似た地味な色から、もうほとんどが特徴のある生殖羽へと換羽を終了しているころです。カモ類の観察には適した季節、あなたもカモ・ウォッチングへお出かけになりませんか。
今回はカモ類の飛翔パターンの最終回。日本で記録のある海ガモ、17種のうち、主に外海にすむSea Ducks7種と、アイサ類4種の飛翔パターンをまとめました。
海上はるか沖合いに浮かぶ黒いカモの群れ。望遠鏡を使ってもクロガモかビロードキンクロかわかりません。しかし、飛び立った時、翼に白い部分があればビロードキンクロであることがわかります。
この11種のうち、シノリガモ、コオリガモ、クロガモ、ビロードキンクロ、ミコアイサ、ウミアイサ、カワアイサの7種は、冬鳥として日本に普通に渡来しますが、西南日本では数が少なかったり、ほとんど見られない種もあります(カワアイサは北海道で、シノリガモは東北地方で繁殖するものもあります)。また、ケワタガモ、アラナミキンクロ、コウライアイサは極めて稀な冬鳥として、コケワタガモは数の少ない冬鳥として記録があります。
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