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ニュース2. 鳥インフルエンザってなあに?

昨年冬、日本各地で鳥インフルエンザが発生し、養鶏場のニワトリが大量に死んだり、ハクチョウやカモなどの野鳥が死ぬといったことがありました。原因は、「高病原性(こうびょうげんせい)鳥インフルエンザウイルス」とよばれるウイルスです。今年もまた、鳥インフルエンザが発生する可能性があります。鳥インフルエンザが発生したからといって、むやみに野鳥をこわがる必要はありません。鳥インフルエンザを正しく知って、野鳥観察を楽しんでください。

なぜ、ニワトリが大量に死んでしまうの?

鳥インフルエンザは、もともとカモなどの水鳥がふつうにかかる病気で、この病気で鳥が死んでしまうことはほとんどありませんでした。しかし、あるとき、水鳥からニワトリに感染しやすいウイルスが生まれました。インフルエンザウイルスは変異(へんい *性質が変わること)しやすく、人間が狭い囲いの中でたくさん飼っているニワトリの間で感染を繰り返すうちに、宿主であるニワトリを殺してしまう毒性を持つ「高病原性(こうびょうげんせい)鳥インフルエンザウイルス」が生まれました。ウイルスは、感染した鳥のフンなどに含まれ、広がっていきます。ニワトリは、遺伝的に性質が似ていたり、自然界では考えられないような過密な状態で飼育されていたりするため、ウイルスに感染しやすく、大量に死んだと考えられます。野鳥もこのウイルスに感染すると、種類によっては死ぬ場合があります。

ふつうは人間に感染することはありません

 鳥インフルエンザに感染した鳥のフンを大量に吸い込んだり、羽や血などを取り込んだ場合、人間にも鳥インフルエンザが感染することがあります。しかしこのようなことは、私たちが日常生活をおくるなかでは、まずないと考えて良いでしょう。実際に、日本では、鳥インフルエンザが人に感染したことはありません。

野鳥観察で気をつけること

 鳥インフルエンザをおそれて、野鳥との接触を過剰に避ける必要はありません。ただ、鳥インフルエンザに限らず、野鳥(野生動物)は、いろいろな細菌を持っている可能性があるので、死体などを見つけた際には直接触れることは避けましょう。また、羽などに触った場合も、手洗いとうがいをよくしましょう。学校でニワトリなどを飼っている場合、そうじやエサやりの際には必ず手袋やマスクをつけましょう。また、ケージに野鳥が入り込めるような穴やすきまが無いようにし、野鳥とニワトリの接触を防ぎましょう。庭にエサ台を置いている場合は、フンをきれいにそうじし、水浴び用の水を交換するなど、清潔に保ちましょう。

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